タウンミーティングで出された意見

先月開催されたタウンミーティングで参加者から出された意見を町がまとめています。いくつか大事な意見でのっていないものもあるように思われますが、全体としてはおおむね詳細に掲載されていると思います。町の将来を思う心のこもった意見や、的確に計画の問題点を指摘している意見、そもそもこの開発に理がないことを説く意見の数々、ぜひご覧ください。今のままの計画では到底開発など進められないことがわかります。

http://www.shimamotocho.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/39/TMikengaiyou2.pdf

え?1人4票!?都計審議員の選出法が不適切!

昨年(2017) 4月、議会で5人の議員候補者から4人の都計審委員が選出されました(会派別に一人の候補をたてた)。しかし、その選出が姑息な手段で行われていた事がわかりました!選出は全議員による投票で行われました。普通は一人一票を投じて得票数が多い順に4人を選びます。このやり方だと、過半数の支持が無くても委員になれます。結果として、いろんな面から都市計画を検討すべき都計審委員に多様な意見をもつ議員を選ぶ事ができます。しかし、このときは一部議員の提案によって一人四票を投じたのです。これは大きな問題です。いじめのように多数派が示し合わせて都合の悪い候補を委員から排除する事ができるからです。心ある複数の議員がこの問題に気付き強く反対しました。しかし、多数会派の議員はこの反対を無視し、また間違った方法を議会が行おうとした場合、止めるよう意見すべき議会事務局も多数会派の言いなりになりました。このような委員を含む都計審で本当に住民の意見が反映されるのでしょうか?

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文章ではわかりにくいので例で解説します。都計審では5人から4人を選ぶ選挙でしたが例では4人から3人にしています。しかし原理は同じです。

Eを除く各会派からの4名の候補者(い、に、へ、ち)から3人の代表を選ぶ選挙をするとします。この時、投票用紙に定数の人数だけ記入する方式(例では3名)を完全連記制といいます(これが上記の「姑息な手段」です)。例ではA,B,Cが似た考えの会派とします。そしてD,Eがそれとは反対の考えを持つ会派とします。

ここで、A,B,C会派がD会派を排除するためにあらかじめ示し合わせるか、あるいは暗黙の了解でそう考えたとすると結果は表1、2のようになります。一人一票だと各議員が自分の会派に投票するので表3,4のようになります。結果が大差で変わることがおわかりになると思います。このような結果を見越しての突然の提案であったと思われます。

※Eは一人ですがそれも「会派」としました。会派というのは同じ考えの議員が集まって構成されています。一般に政党に属する議員は同一政党で会派を組みます。無所属であれば同じ政治信条の人が組みます。

表1 完全連記制

議員名 会派 選挙権 候補者 投票先
A い、に、へ
A い、に、へ
A い、に、へ
B い、に、へ
B い、に、へ
C い、に、へ
C い、に、へ
D い、に、ち
D い、に、ち
E い、に、ち

 

表2(1の結果)

得票 結果
い (A会派) 10
に (B会派) 10
へ (C会派) 7
ち (D会派) 3

 

表3 一人一票

議員名 会派 選挙権 候補者 投票先
A
A
A
B
B
C
C
D
D
E

 

表4 (一人一票の結果)

得票 結果
い (A会派) 3
に (B会派) 2 決選投票
へ (C会派) 2 決選投票
ち (D会派) 3

第2回都市計画審議会は延期

タウンミーティングのやり取りを受けて、8月末に開催される予定だった、駅西側の都市計画に関わる都市計画審議会が延期になりました。タウンミーティングで出された様々な課題・疑問について検討する時間が町には必要なのだろうと思われます。

http://www.shimamotocho.jp/gyousei/kakuka/tosisouzoubu/tosikeikakuka/youtochiiki/toshikeikakushingikai/30nendo/1533884427672.html

タウンミーティングの速報レポートのページ

明日9日(木) から11日(土)にかけてJR島本駅西地区の都市計画に関するタウンミーティングが計6回開催されます。このページでは各回でなされた質疑応答や感想を共有したいと思います。まだの回の方はより有意義な対話となるよう、ご参考に下さい。

しまもと・フォーラムのメンバーのレポートを掲載するだけでなく、このホームページを見に来て下さった方からのレポートももちろん大歓迎です。コメント欄からの投稿よろしくお願いします。

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9日14時から17時まで行われた広瀬タウンミーティングでは、西側開発計画の公益性がキーポイントだったと思います。この計画を進めることで、町全体にとってどのような良いことがあるのか。「未来志向で夢のあるまちづくり」というふわふわした言葉だけでは、公益性について納得はできません。残念ながら、タウンミーティングでは説得力ある話を町から聞くことはできませんでした。他にも、交通問題、調整池の問題、子育てしやすいまちづくりの問題、住民意見反映のこと、町長の公約との整合性についての意見が出されました。

2018/8/11  14時からの緑地公園住宅集会所でのタウンミーティングでの様子です。住民参加者14名でした。

町の説明資料の細かい部分についてはほどんど議論にならず、町が島本町の街作りについてまったく主体性がないこと、そういった町の姿勢に対する疑義が相次ぎました。
町は島本の街づくりはこうあるべきだとういう基本姿勢をまず示し、その上で西地区はこのように考えるということを提示するのが筋であるという主張が、特に2名の方から出され、印象に残りました。そしてもう一度白紙に戻してやるべきという意見が4~5人から出されました。農地を残して欲しいし、その手段もあるはずだという意見も複数出ました。

なお、町からの説明として、マンションを建てることの正当性、防災面の話、これまでの経緯、予算などは私にとってはそれほど新鮮味のある話ではありませんでした、いかなる回答の中でもこの開発が町民や町の未来にとってどのようなメリットがあるのかを説得力をもって示すことはできず、未来志向という抽象的なスローガンが具体に展開されていません。1月の説明の時から何の進歩もないと思いました。それもそのはずで行政は準備組合の下請けに過ぎないので説明できるわけがないのだとフジタの資料を読んで確信しました。

町の立場から見ると、この回のタウンミーティングは原理原則論しか出てこず、町の案を住民意見を聞いてマイナーチェンジできるような要素は皆無でした。こういうまっとうな意見を都計審や準備組合にどうやってフィードバックすればいいのか、あるいはもう無視せざるを得ないという結論になるのか、そういうものだったと思います。
ただ、やはりFace to faceのやり取りは迫力があるし、いろいろな意味で心に響くものがあると感じました。パブコメもいいのですが、文字よりも肉声の力は圧倒的です。町もこういう意見が大勢を占めることは覚悟していたと思いますが直接聞くインパクトはかなりあったと思います(と信じたい)。

なお、地権者はおられませんでした。町の提案に好意的な人もおられませんでした。全員が一度は発言されました。

8月9~11日、島本駅西側の都市計画に関するタウンミーティングが開催されます!(事前申し込み制)

※申し込みは締め切られました。

町のウェブサイトにタウンミーティングの実施要領が発表されています。
JR島本駅西地区の都市計画に関するタウンミーティングを開催します

町長が自ら地域に出向き、住民のみなさんと直接対話するタウンミーティングを開催します。今後のJR島本駅西地区の都市計画についてみなさんと意見交換したいと考えていますので、みなさん、どうぞご参加ください。

とのことです。山田町長と直接対話し、意見や要望、疑問・質問を投げかける貴重なチャンスです。是非参加しましょう。当日はこちらの説明資料(JR島本駅西地区のまちづくり)(PDF:6.7MB)に沿い説明がなされる予定です。予め目を通しておくと町長のお話も理解しやすくなることと思います。

※この説明資料は「都市計画課へ行けばどなたでももらえます」とのことです。コメントありがとうございます!!
都合悪くタウンミーティングに参加出来ない方も都市計画課に行けばもらえるということですね!!!
貰いに行った際、意見を届け、質問するのも重要だと思います!!!!

8月9日(木)から11日(土)にかけて、計6回開催されますが、気を付けないといけないのは

  • 事前申し込み制(申込期間: 8月2日(木)から8月7日(火)まで)
  • 居住地域により参加出来る日程・会場が異なる
  • 一人1回限り

詳細、申し込み方法は町のウェブサイトをご覧下さい。

都市計画審議会(7月26日)レポート

7月26日に開催された都市計画審議会を傍聴したメンバーによるレポートです。

島本町ウェブサイトより

レポート

島本駅西側地区土地区画整理事業についての報告が島本町からありました。その中で新しいものとして地区計画の高さ制限が発表され駅に近い地区で50mの制限になっており、15階程度の高層建築を建てることができることが明らかになりました。(現在建設中のサントリー倉庫跡地のジオ阪急ハートスクエアで14階だて)

 また地区外の島本町関連工事費に2.3億円の支出が見込まれる(下水道整備、水路の改修、補修、地区外道路の整備)ことが発表されましたが、地区内の総事業費が35.6億円にのぼり、島本町からどのくらい財政支出をするかは明らかになりませんでした。

 開発による新住民の居住予測が1,200人と控えめと思われる予測がだされましたが、具体的に保育園や学校整備にどのくらい島本町の財政支出が予想されるかは明記されておらず、審議委員からもこの点の試算をきちんとやるように意見がでました特に保育園に関しては既存の開発だけでも待機児童が発生する予測になっており、島本町が保育園整備のより積極的な対策を示さないまま開発を行うことへの危惧もだされました。

 農地保存に関する町の施策は生産緑地地区の指定を行うという従来の見解を述べるにとどまり(指定がきれた農地について積極的な町の買い取りを検討したいという意向もだされましたが)、各委員からも他自治体の先行事例を研究してもう少し踏み込んだ農地保全策を考えることや、現在の農業者の実態調査を行いそれから施策を考えるべきだとする意見がでました。

 これらの論点に関しては8月9〜11日までの島本駅西地区土地区画整理事業の町長が出席するタウンミーティングでも議論がなされる予定です。